園庭づくりへの想い
私は、園庭も保育室(園舎内)と同様に「保育を行う場」であると考えています。
「それぞれの遊具(必ずしもメーカー既製品の(大型総合)遊具である必要はない)・あそび場が子どもたちが夢中で遊びに没頭することができるように保育者によって『ねらい』をもった環境構成や援助が行われている」ことが重要だと感じています。そのため、保育者は常に子どもの視線と同じ高さに腰を下ろし、一緒に遊ぶことが求められます。
また、園庭づくりでは「あそび(場)サークル」内で、保護者の方と保育者と園庭内のあそび場について「子どもたちがわくわくし、遊びに没頭できるためには、どのような場所にどのような形の遊び場が必要であるのか。」という視点で意見を交換し、最終的には業者と共にデザインを進めてきました。
来月には、子どもたちや保護者の方と園庭の一部に天然芝を張る活動を計画しています。
デザイン、施工、維持管理を含め、子どもを中心に保育者、保護者、工事業者が連携し、今後も園庭づくりを進めていきたいと考えています。